春なんて来なければいいと思っていたのに、気が付けば桜も綺麗に咲いていて。
2月12日の夜にファンクラブメールが届いてから約1ヶ月半。あっという間にここまで来てしまいました。
2025年3月31日、KAT-TUNが解散します。
現実として受け止めきれていない変に冷静な自分と、嫌だ何でどうしてって泣きたい自分と、もう決まったことなんだからと前を向こうとしている自分。
感情がぐちゃぐちゃでよく分からないまま、明日を迎えます。
グループが解散しても、KAT-TUNが完全になくなるわけじゃない。
KAT-TUNが積み重ねた歴史が消えるわけじゃない。
でも、3/31がひとつの区切りになることは間違いない。
このタイミングだからこそ、KAT-TUNを全力でプレゼンしておこうと思います!!!
(というノリで書き始めたのに着地点が分からなくなりました)
"先がどうなるか分からない漫画のようなグループ"を地で行ったKAT-TUN
KAT-TUNというグループ名の由来は、ご存知の通りメンバー6人のイニシャルを取ったもの。
K 亀梨和也・A 赤西仁・T 田口淳之介・T 田中聖・U 上田竜也・N 中丸雄一。
Aの赤西くんが抜けたあとは『KA』を亀梨くんが担い。
Tの田中くんが抜けたあとは『TU』、Tの田口くんが抜けたあとは『T-TU』はTaTsuya Uedaで、なんとかこじつけながらここまでやってきました(笑)
余談ですが、メンバーのイニシャルや人数をグループ名に入れると、将来的にあまり良くないと言われています。
KAT-TUNは言わずもがなですが、関ジャニ∞やKis-My-Ft2とかね。
そう考えると『勤続25年の男たち』として6人で走り抜けたV6ってやっぱり偉大だよなぁ。
話を元に戻しましょう。
KAT-TUNのグループ名にはイニシャル順以外にも意味があります。
日本語で『勝運(かつうん)』、英語で漫画を意味する『cartoon(カートゥーン)』。
6人時代に日テレで放送していたレギュラー番組は『カートゥーンKAT-TUN』でしたね。
漫画のように、1ページ読むとまた次のページを読みたくなるようなグループにという意味が込められたグループ名。
そのおかげもあってか、KAT-TUNは漫画でも描けないような波乱万丈なグループになりました(笑)
次も読みたくなるとか、続きが気になるとかそんなレベルじゃなく、ハラハラドキドキしっぱなしだったよ。
東京ドームのステージに立つKAT-TUNをもう一度見たかった
KAT-TUNの真骨頂といえば、ライブ。
スタエンのアイドルはライブに力を入れていて、それぞれの演出で楽しませてくれるけど。
ファンの欲目だろうとなんだろうと、KAT-TUNのライブは最高のエンターテインメントです。
ジュニアの単独ライブが円盤化されるってとんでもないことだよね。
ネットの受注じゃなく、普通に店頭に売ってたんだもん。
海賊をテーマに掲げさせたらKAT-TUNの右に出るものはいないと思ってます。
メンバーを近くで見られる席でファンサを貰うことはもちろんライブならではの醍醐味。
しかし、KAT-TUNのファンの中では東京ドームでいう40・41ゲート入場の天井席の真ん中こそが良席だという声もあります。
理由は会場全体を見渡せて演出を楽しめるから。
あくまで個人の意見ですが、スタンド前列とかアリーナ花道付近の席とかだとファンサがもらえるかも!という欲が出るからか、ライブ全体の記憶が朧気になることがあります(笑)
興奮で記憶が飛ぶのかな。
天井席で入ったライブの方がライブの全体像を覚えてる気がするんですよね。
KAT-TUNのライブでは、水や炎を出し過ぎて本人たちが見えにくいことなんてしょっちゅう。
花火大会とも称される特効のあとは煙がすごくてステージが白く霞んでいたり。
ライブの最終盤で機材や特効たちにも拍手を送る時間が大好きだった(笑)
いちばん印象に残っているのは2015年のquarterライブの『RAY』かなぁ。
あの特効はマジで花火大会を越えてただの爆発(笑)
東京ドーム2日間のみという超短期日程にはもったいない程の凝ったセットも最高でしたね。
東京ドームのステージに立つKAT-TUNが大好きでした。
アリーナにはアリーナの良さがあるけれど、やっぱりドームは別格で。
デビュー前公演や8日間連続公演、KAT-TUNは東京ドームがホームと言っても過言ではなかったと思う。
KAT-TUN最後のドーム公演は充電期間明けの『UNION』。
もう一度あのステージに立つKAT-TUNを見たかったな。
サブスク・過去MVを解禁してほしい
主演ドラマのサイトにすら本人の写真が使われないガラパゴス諸島の代表だったみたいなジャニーズ事務所がデジタルに解き放たれて早数年。
最近ではサブスクを解禁するグループも一気に増えてきました。
KAT-TUNも割と早い段階でデジタル配信のシングルを出したりはしていましたが、過去曲のサブスク解禁はされていません。
脱退者がいるから過去作は難しいのかなぁなんて思ったりもしますが、グループ編成が大きく変わったという点では先輩にあたるNEWSもサブスク解禁しています。
懐かしのMVたちをYouTubeで見られます。個人的にいちばんエモいのはサマタイです。
ただ、脱退・退所者が複数人いるという共通点はあるけれど、かつんと違ってNEWSには逮捕された元メンバーなんていないからなぁ。
KAT-TUNにはグループのSNSやYouTubeチャンネルが存在しません。
現在ネット上で見られるKAT-TUNの映像はレーベル(Storm Labels Official)のYouTubeチャンネルに上がっているいくつかのみ。
今後、これらがどうなるかは分かりません。
解散したグループでいえばV6の過去のMVなんかは今でも見られるようになっていますが、あちらはavexのチャンネルに上がっているもの。
レコード会社が違うのであまり参考にはならないかなぁ。
私はオタクなのでKAT-TUNの音楽作品も映像作品も全部手元にあるので、これから先いつだって見返すことができます。
だけど、KAT-TUNが解散しちゃう今だからこそ、サブスクを解禁してほしいなと思います。
KAT-TUNってこんなにかっこよかったんだぞ!って全世界に見せつけてやりたい。
仁亀のハモリと圧倒的ツートップ感を、アイドル性だけは抜群だった田口淳之介を、FROM千葉なJOKER聖を、甘栗たっちゃんの可愛さの破壊力を、中丸くんのHBBを。
『NEVER AGAIN』はマジで全世界が聴くべき。
亀梨くんを好きになったばかりの頃に見たネバアゲのパフォーマンスに衝撃を受けて、私はKAT-TUNに転がり落ちた。
マジで最強に曲も歌声もダンスも最高にかっこよかった。
なにが凄いって、1サビなんてほぼ赤西くんしか歌ってない。(正確には聖のラップが入るけど)
ラストの赤西仁のフェイクは高音が凄すぎてホイッスルボイスと言われています。
現代では歌割りがどうこうでオタクが揉めるグループがあるようですが、平等なんて必要ないと思わせてくれる圧倒的なパフォーマンスを感じることができますよ。
シングルとして世に放たれた楽曲だけじゃない、カップリングやアルバム収録曲にも名曲がたくさんある。
ファン以外にも見て聴いてほしい。オタクだけが知ってるなんてもったいないもん。
不良っぽいとかギラギラしてるっていうイメージが先行していたKAT-TUN。
もちろんそういうかっこよさを持っていたグループだけど。
それだけじゃない、男子高校生の放課後みたいなノリとか、おふざけに全力なところとか、くだらないMCで怒られてたりとか。
そういう茶目っ気たっぷりのKAT-TUNももっと見てほしい。
そういうのはコンサートの円盤を買わなきゃ見られないけどさ!
KAT-TUNのライブは全部オススメですが、あえてひとつあげるとしたらBreak the Recordsかなぁ。
東京ドーム8日間連続という前代未聞の公演。恐らくジャイアンツの選手でも東京ドーム8連戦なんてほぼ経験しないよ。
どうでもいいけど、平成のオタクってライブツアーを漢字変換する文化がありましたよね?
デビュー後のKAT-TUNでいうと真顔、漫画、女王、不滅(惑星)、世界、鎖……みたいな(笑)
しかも「コンサート」は「魂」だったよね。うわ、懐かしいwww
KAT-TUNの良さを語ってプレゼンしようと思っていたのに、最後にはオタク文化を懐かしむ時間になっていました(笑)
まぁ、KAT-TUNは私にとって「青春」どころか「人生」みたいなものなのでね。
明日、私は何を感じてどんな感情で彼らを見送るんだろう。
全然想像も出来ないなぁ。
KAT-TUNは2025年3月31日で解散してしまうけれど、これまでの歩みが消えるわけじゃない。
消えないように、忘れないように。
KAT-TUNが好きだって気持ちがある限り、私はこれからもこのブログでKAT-TUNのことを綴っていきたいと思います!!!!!!