衝撃の発表から一夜が明けました。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
Sexy Zoneが新しいグループ名を発表し、アリーナツアーを行うことと新メンバーを募集することを明らかにしました。
情報量が多すぎて未だに混乱しています。
彼らが出した決断を応援したいという気持ちはある。
だけどやっぱり、すぐには受け入れられないよ。
単なる改名ではなくSexy Zoneからの卒業を強調していた意味
Sexy Zoneの改名と中島健人くんがグループを離れることが発表されてから、「全員がSexy Zoneから卒業する」という表現が度々されていた。
健人くんだけでなく、すでに卒業していたマリウスも含めて、全員がSexy Zoneを卒業する。
正直、改名にして大袈裟だなって思うときもあった。
だから今回の発表を聞いて納得した部分もある。
Sexy Zoneからの卒業ってこういう意味だったなだなぁって。
単に名前を変えるだけじゃなく、メンバー増員という新たな選択肢をとる。
グループの在り方そのものが変わる。
だからこそ、風磨くんも勝利くんも聡くんもSexy Zoneからは卒業だったんだ。
Sexy Zoneは、Sexy Zoneを5人のものとして宝箱に仕舞いこんだ。
セクゾの象徴だったバラを5人がそれぞれ花瓶に戻して、彼らはSexy Zoneから卒業した。
風磨くん・勝利くん・聡くんが選んだ新しいグループ名は「timelesz」だった。
マリウスが卒業するときに5人で作詞をして、最初で最後の5人での東京ドームのステージで歌った曲「timeless」。
その思い出の曲名にszをもじったtimelesz。
Sexy Zoneというグループ名をなかったことにはしない。
これが、彼らの"誰も置いてけぼりにしない答え"だった。
嬉しかった。
3人での再スタートだけど、これまでの歩みを忘れるわけじゃない。
szをこれからも背負っていく決断をしてくれたことが嬉しかった。
でも、その喜びはあっという間に覆ってしまった。
現状維持を求めるオタクと飛躍のきっかけを探すアイドル
新メンバー募集のオーディションを開催する。
発表の前に、エイプリルフールだけど冗談じゃないからねと前置きしていたけれど、マジで冗談であってほしかった。
なんで今更増員?3人じゃダメなの?
真っ先にそんなことを考えた。
この発表がファンにとって賛否両論あることをもちろん彼らは分かっていて。
生配信の限られた時間の中で、彼らなりに丁寧に説明してくれたと思う。
荒れに荒れたであろうコメント欄を見た勝利くんの表情がどんどん曇っていくのは見てられなかったけど。
彼らの決意は確かに感じた。
ここで立ち止まるのではなく、前に進むため。
新たな手段を選ぶ必要がある。
言い方は悪いけど、Sexy Zoneはこの12年正直くすぶっていたと思う。
売れたかと聞かれれば、素直にうんとは言いにくい。
数字が全てではないとはいえ、数字が求められる世界にいる彼ら。
timeleszがただのSexy Zoneの延長になってしまったら、きっと良くて現状維持。
5人で達成出来なかったことを3人で叶えられるほど、世の中は簡単じゃない。
だとしたら一か八かで大勝負に出るのも、ひとつの選択なんだと思う。
分かってる。分かってるけど。
それでも受け入れらないのはきっと、私がSexy Zoneのファンであると同時に今でも根っからのジャニオタだから。
オタクは勝手でワガママな生き物だから、現状維持を求めてしまう。
ぽっと出の一般人を受け入れられるほど寛容じゃない。
世の中は確かにオーディションブームだ。
私だってモーニング娘。の加入オーディションをワクワクしながら見ていた世代だ。
数年前はスッキリでNiziUの選考過程をドキドキしながら見守っていた。
でもやっぱり、それとこれとはわけが違う。
ワガママだろうがなんだろうが、ジャニーズにそんなものは求めていない。
(もうこの世に"ジャニーズ"がないことは分かってるけど、ここはジャニーズといわせて)
初めて先輩のバックについたコンサート。
初めてマイクを持った曲。
怖かった先輩。
憧れたキラキラの衣装。
ちょうど最近、亀梨くんのYouTubeで光一くんと昔話に花を咲かせているのを見て、ジャニーズって良いなぁっと思ったところだった。
自分たちの昔の曲を思い出すのには時間がかかるけど、何百回とバックで踊った先輩の曲は音が流れると自然と身体が踊り出す。
縦の繋がりがあって、受け継がれていくものがある。
そういうジャニーズイズムみたいなものが好きだった。
閉鎖的と言われればそれまでだけど、そういう事務所が好きだった。
今回のオーディションの応募資格は
・日本で活動できる18歳から30歳までの男性
・芸能活動をする団体に所属していないこと(ジュニアは可)
Sexy Zoneのこれまでの活動にリスペクトを持ってtimeleszの一員として新しいエンタメを届ける気概がある方。ってさ。
……単純にそんな人いる???
冷やかしとか邪な考えなしで、本気でアイドルを目指そうとしてる成人男性なんて本当にいるのかな。
これまで一般人として生きてきた人と、10代でデビューしてアイドルの世界でやってきた彼らが交われるとは思えない。
世間から見たらジャニーズブランドなんて崩壊してるのかもしれないけど、オタクはやっぱりまだまだジャニーズが好きなんだよ。
オタクのワガママだって分かってるけど
これだけ思い切った決断をするなら、いっそのことSZ表記なんて残さないで欲しかった。
そしたら、ちゃんと割り切って彼らの決断を応援できたかもしれないのに。
タイムレスという響きとszを見たら、どうしたって5人を思い出しちゃうじゃん。
仮に新メンバーが加わるなら、いっそのことSexy Zone時代の曲は全部封印するくらいのことはしてほしい。
別に健人くんやマリウスに気を遣う必要はないと思ってる。
ふたりはふたりの決断でグループを離れたから。
グループに残って存続させることを選んだ風磨くんと勝利くんと聡くんに、グループのこれからの道を選ぶ権利はあるから。
でもさ、Sexy Zoneを仕舞いこんだなら。批判覚悟で新しいことをするというのなら。
それくらいの覚悟でいてよ。
何回もデビュー曲を歌った国際フォーラムのファーストコン。
持ち曲がなかった時代に戻るくらいのことをしてよ。
今日は風磨くんがInstagramでファンの意見を受け付けている。
それなりに辛辣な言葉を投げつけるオタクもいるなかで、出来る限り丁寧に答えようとしている風磨くんの返答になんだか胸が痛くなった。
言い方はキツイけど、ああ言いたくなるオタクの気持ちも分からなくはないし。
風磨くんの言いたいことも分かる。
だからこそしんどいんだよなぁ。
増員という決断を受け入れられるようになるまで時間はかかりそうだし、もしかしたら受け入れられずに離れることになるかもしれない。
今はまだ感情が全然追いついてなくて、整理するにも時間がかかりそうです。
正直、昨日の配信も新メンバー募集の話あたりからあんまり記憶がないんだけども。
中丸くんをはじめ、先輩たちがSNSで新メンバーに名乗りをあげてくれてる投稿を見て泣きながらくすっと笑いました。
Sexy Zoneがtimeleszに改名したとのこと。これまでの思い出は心の宝箱に。そして新しい門出を祝福します。
— 中丸雄一 Yuichi Nakamaru (@y_nakamaru_94) 2024年4月1日
そして新メンバーを募集しているそうですが、40代は不可ですか?
聡くんがひとりひとりに丁寧に返信してるのもすごく聡くんらしくて。
あまり関わりのない上田くんにはめちゃめちゃ初対面の挨拶をしてるのが聡くんの人の良さを表してるなぁ。
聡くんはもう自分には"ゆる~く頑張る"は必要ないって、汗水流して頑張ると言っていたけど。
全部を背負おうとしないでね。
風磨くんも、勝利くんもいるんだから。
オタクのワガママ全部に寄り添おうとしなくていいからね。
timeleszの決断を応援したい気持ちと受け入れられない気持ちが一生せめぎ合ってる気がするので、とりあえず今は晴れ風でめめと乾杯してきます(笑)