timeleszに新メンバーが加入してから約4ヶ月半。いよいよ新体制となって初めてのツアーが始まります。
お披露目ツアーだというのに、舞台出演のため初日から原くんは不在だし、寺西くんが不在の日もあるんだとか。
外部舞台はもちろん大事。だからこそ、ツアーの日程はどうにかならなかったのかなぁなんて思ったりもするけど。
だけど、きっと私はもうそんなことを言える立場じゃないんだろうな。
掛け持ちオタクではあったけど、デビュー当時からSexy Zoneを応援してきた。
でも、もうtimeleszのファンだとはいえない。嫌いになったんじゃない。びっくりするくらい「無」なんですよね。
timeleszを見つけられなくなったセクゾファンの末路
突然ですが、好きの反対って何だと思いますか?
『嫌い』と『無関心』で意見が分かれるかと思います。
この件について深い話が出来るような学がある人間ではないので色々すっとばしますが、オタク的視点で言えば、好きの反対は『無関心』じゃないかな、と。
というか、嫌いの先が『無関心』だと思うんです。
世の中には『アンチ』と呼ばれる人種がいます。加えて、耳にする機会が増えたのが『反転アンチ』というワードです。
反転アンチとは元々はファンだったのに、何かしらの理由で嫌いになりアンチとして執着する人のこと。
元々好きだったからこそ、反転アンチの方が厄介なんですよね。
それまで費やしてきたもの(お金とか時間とか)があればあるほど、勝手に裏切られたような気になって。そういう行き場のない感情がどんどんマイナスの方へ働いていく。
私も一歩間違えればそんな風になっていたかもしれない。
timeleszの新体制を全然受け入れられなかったから。
増員発表があってからよくも悪くも色々なことが話題になった。
8人になっての最初のファンクラブ動画内でのやり取りでいきなり物議を醸したのが懐かしいね。
"悪名は無名に勝る"とはいうけれど、炎上まがいなことで話題にあがることが果たしてアイドルとしては正しいのだろうか。
もちろん、セクゾ時代だって綺麗なことばかりではなかったけど。
炎上上等とも受け取れるようなスタンスがどんどん苦手になっていった。
メンバーのインスタのフォローも外したし、ファミクラwebのフォローも外した。
そうして少しずつtimeleszとの距離を置いていった結果、びっくりするくらい『無』になった。
芸能ニュースとか、SNSで話題になってたりとか、雑誌の表紙とか。timeleszの8人を目にする機会はあるんだけど。
私は彼らを「timelesz」だとすぐに認識できなくなってきた。
どこかのボーイズグループだと思って眺めていて、「あ、timeleszじゃん」だと気づくことが何度もあった。
ショックだった。セクゾの顔面偏差値は東大級だから!とか言っていた痛いオタク(自覚はある)だったのに。
確かに人数は増えたけど、勝利くんがいて、聡くんがいて、風磨くんがいるのに。彼らを見つけられないなんて。
どんな群衆の中でも好きなアイドルを見つけられるのがオタクの性なはずなのに。
こんなことってあるんだね。
まだファンクラブの期限は切れていないから、メール伝言板は届くけど目を通していないし、届いた会報は封も開けてない。
気が付けば、timeleszを目にすることもなくなっていた。
あんなに好きで応援していたのにいつの間にかフェードアウトしていた。あっけないもんだな。
だけど、今の彼らを否定してアンチになるよりはよっぽど幸せな結末だと思う。
渡辺翔太くんが自身の入所日にゲリラで行ったインスタライブ。
新曲のMV撮影秘話なんかを楽しく聞いていたところで、風磨くんが視聴していることに気付いた翔太くんからtimeleszの話題が出た。
新メンバーとの交流を翔太くんが話だしたとき、スーッと自分の熱が引いていくのが分かった。急激に眠気に襲われて、その辺の記憶が曖昧です(笑)
しょっぴーの話ですら興味なくなるくらいに、私はtimeleszに対して関心がないんだなぁって。
寂しさを感じないわけじゃないけど、timeleszを追いかけて嫌いになったりしんどくなったりするよりずっと良い。
timeleszにSexy Zoneを探さなくていいように
新体制になっていくつもモヤモヤすることがあった。
何よりも受け入れられなかったのは、timeleszがSexy Zoneのいいところだけに乗っかろうとしているように見えたこと。
お金や話題になりそうな部分でだけセクゾを利用しているように見えてしまったこと。
timeleszのファンクラブはSexy Zoneからの引き継ぎです。
新メンバーが加入し会員数が爆増したのは間違いないけど、下積みの数字にはセクゾ時代のファンがいる。
それを無視して、全部がtimeleszの功績みたいに言われるのが嫌だった。
こっちはtimeleszのファンクラブに入った覚えはないんですけど!?ってめちゃくちゃ思ったもん(笑)
timeleszが新体制になった途端にSexy Zone時代の楽曲をサブスク解禁したのもやっぱり解せない。
色々大人の事情もあるんだろうけど、なんであのタイミングだったんだろう。
せめてtimeleszが3人だった時代なら、もっと前向きに受け取れたのに。
Sexy Zoneをなかったことにしないと言っているわりに、新体制になって早々「家族」を前面に押し出してきたことにも混乱したよね。
脱退には慣れてるとはいえ一般オーディションからの新メンバー加入なんてそう簡単には受け入れられないのに、急にファミリー感を出されても……。
でも、timeleszの勢いは凄くて。
セクゾ時代あんなに欲しかった冠番組がポンポン決まる。地上波にグループで出る姿をセクゾのオタクがどれだけ見たかったことか。
新体制として初のアルバム『FAM』はオリコン初週売上が61.9万枚ですって。見たことない数字だわ。
timelesz projectの最終審査を新体制一発目のアルバムの特典映像につけたのにはまぁまぁ引いたけどね!
家族として迎え入れなかった候補生の扱いがこれかぁ。オーディションに参加した時点で映像が使われるのは承知の上だろうけど、視聴者としてはしんどいなぁ。
タイプロはネトフリで配信されたからこそあれだけ話題になったのに、最後の最後は別で集金するのね……って思っちゃう。
timeleszに着いていけなくなったオタクがぎゃーぎゃー言ったところで、外野は黙ってろにしかならないんだけど。
これで最後にするから。
timeleszとSexy Zoneを切り離せる自分になれますように。
オタクの知り合いに「本当のファンなら新たなtimeleszを応援するべきじゃない?」と言われたことがある。
ド正論なんだろうけど、私の考えとは違っていて。
応援は義務じゃない。応援しなきゃと思ってファンをやってるんじゃない。
好きだから、楽しいから。
そんな感情がなくなったら、そっと離れるべきで。
timeleszを見るたびにザワザワしていた時期もあったけど、嫌いになって決別するんじゃなくて、自然な流れでフェードアウトできて良かったなって思います。
何はともあれ、新生timeleszの皆さんツアー初日おめでとうございます。
どうか、Sexy Zoneのトンチキソングがtimeleszのおふざけ曲になりませんように。
スキすぎての悪夢再来は勘弁してね!!!